Seminar

Markup Meetup #4 – イベント参加レポート

2024.10.22

2024年9月20日に弊社un-T factory! 大阪オフィスにて「Markup Meetup #4 UMEKITA」を開催しました。

イベントの背景と目的

Markup Meetupは、フロントエンドエンジニア、マークアップエンジニア、コーダー、デザイナーの垣根なく、HTML / CSS / JavaScript に関わるナレッジを共有するためのコミュニティです。
今回で4回目の開催となり、本イベントはフロントエンドとマークアップに関する多様な知識を共有する場であり、弊社からも家田、神原の二名がun-T factory!のメンバーとして登壇しました。

開催概要
日時: 2024年9月20日(金)
場所: un-T factory! 大阪オフィス
主催: 株式会社ゆめみ 大塚、un-T factory! 家田

イベント参加レポート

– The Donyories(大塚、淀川コナン):フロントエンドエンジニアのキャリアについて

大塚氏と淀川コナン氏の登壇では、自身のキャリアパスの背景と今後について対談されました。
Web を主軸としながらも大きく選択の異なる二人のキャリアパスを通じ、フロントエンドエンジニアとしての成長のヒントを得ることができました。
特に注目されたのは、技術の選択とキャリアパスの幅を広げるためのアプローチ方法。参加者は、「自身のスキルの棚卸しと未来への方向性を再考するきっかけになった」と好意的なフィードバックを寄せていました。

– yuzuru:スクリーンリーダー基準でマークアップの品質を考える

弊社家田による登壇です。
本セッションでは、スクリーンリーダーを使用したマークアップの改善と具体的な手法に焦点を当てました。マシンリーダブルなマークアップ技術の重要性を説き、実装例を用いて具体的なアプローチを紹介。
支援技術を使用するユーザーの立場でコンテンツを整理し、間接的に全体の品質を向上させる方法についてお話しさせていただきました。

– もりてつ:本当にあったマークアップ

もりてつ氏は、自らの経験に基づくリアルなマークアップ事例を共有。
以前開催されたイベントでの内容をアップデートされたもので、普段で見かけるアンチパターンや誤りを正すためのヒントを提供いただきました。
参加者からも同意の声が多く寄せられ、同じ経験を持つ参加者からの笑い声も漏れる登壇でした。

– ygkn (Yugo Yagita):HTMLとCSSで実装したほうがいいUI、JavaScriptも使ったほうがいいUI

ygkn 氏のセッションは、UI実装の際、HTML/CSSとJavaScriptをどう使い分けるべきかに焦点を当てました。
具体的なケーススタディを通じ、よく使用されるUIや画面デザインがどう振る舞うべきかをベースに実装のヒントを提供いただきました。

– KAMIHARA Takumi:CSS logical properties のモチベーション

弊社神原による登壇です。
CSSのlogical propertiesを活用してグローバルに対応できるスタイリングの可能性を詳しく解説。
国際化対応や多言語サイトでのユースケースのみならず、より効果的に実装を行うための具体的な方法をについて紹介しました。
単純に実装の方法だけでなく、他ライブラリやサイトの表示パフォーマンスについても考えさせられる登壇でした。

次回に向けて

弊社un-T factory!にはエンジニアチームにもUI/UXやアクセシビリティへの関心が高いメンバーも多く、本イベントについても多くのリアクションが寄せられました。
今回のMarkup Meetup #4を通じて得た知識を今後のプロジェクトに活かし、「デザインで社会を創造する」を軸とするun-T factory!としてさらなる成長を目指していきたいと思います。
次回の開催も楽しみにしています!

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